長く付き合える空間”を目指した、レトロヴィンテージスタイル
自社所有建物の一角を、来客や打合せのためのスペースとして改修しました。
木の温もりを感じる天井や壁、深みのあるブラウンの家具、そしてラフな表情を持つレンガ調の仕上げ。
どこか懐かしく、肩の力を抜いて過ごせるような空間を目指しています。
![]() 木とレンガを使ったキッチン |
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デザイン面だけではなく、今回の改修で大切にしたのは「これから先も無理なく付き合っていけること」。
年月が経っても味わいとして馴染み、特別なメンテナンスに頼らず、日々の手入れを重ねながら使い続けられる素材や仕上げを選択しました。
使い込むことで少しずつ表情が変わり、その変化さえも楽しめる。
そんな“育てる空間”として、この場所を考えています。
照明はあたたかみのある電球色で統一し、カフェのように自然と会話が生まれる雰囲気に。
訪れる方にとっても、働く私たちにとっても、心地よく過ごせる場所になればと思っています。
“掃除しやすい素材”より、“付き合いやすい素材”を。
最近の住宅では、
汚れに強い素材や、メンテナンス性を重視した建材が数多く使われています。
もちろん、それらにも大きなメリットがあります。
ただ、長年建築に携わってきた中で感じるのは、
「綺麗を維持すること」に特化した素材ほど、一度傷んだ時の補修が難しい場合があるということ。
今回の空間では、本物の木やレンガ素材を採用しました。
一見すると、水や油汚れに弱そうに感じる素材ですが、実際に使ってみると、多少の変化さえ空間に馴染み、気負わず付き合える心地良さがあります。
もし汚れたり傷が付いたとしても、軽く整えて塗装を重ねることで、また自然に使い続けることができる。
新品の状態を完璧に維持するのではなく、
時間を重ねながら育てていく。
そんな感覚も、素材選びの大切な基準でした。

