top of page
IMG_1576_edited.jpg
​Structure
 
​躯体構造
(くたいこうぞう)
BeL D plan'sの造る家は
スタッドやジョイストを16インチ(約40㎝)で配置するインチ・フィートモジュール。
外壁は16インチ間隔の2×6で構成し、耐力壁となる間仕切壁については2×4スタッド
を1フィート(約30㎝)で配置し、多雪区域における法的基準をクリア
壁厚140㎜となる2×6を外壁に用いることで家全体の強度が増すことはもちろん
2×4の壁と比べ1.5倍の断熱材を充填できる構造です。
私たちの暮らす北海道北部にあって、
他地域では一般的な455㎜間隔の2×4壁を用いて材料費を下げる
といった事も不可能ではないものの
その安全性を証明するための何ページにも及ぶ構造計算書を作成し申請手続きをする為に
費用や時間を浪費し、結果『コスト⤴断熱⤵』本末転倒ですね。
BeL D plan'sでは2階の床と屋根をトラス構造にすることで、
木材のたわみによる間仕切壁への過重負担を軽減。
タフな2×6壁がトラス両端部の鉛直荷重をしっかりと支えています。
挿し絵- 矢印2.jpg
​高断熱・高気密+躯体通気
(こうだんねつ・こうきみつとくたいつうき)

外壁に2×6を使用することで、高性能グラスウール140㎜を充填し
さらに外周を55㎜のロックウールで包んだW断熱により熱貫流率は0.234W/㎡・K
小屋裏や天井は吹き込み用ロックウール300㎜で熱貫流率は0.15W/㎡・K
基礎も外貼り断熱と内部吹付ウレタンフォームによるサンドウィッチ断熱で
熱貫流率は0.23W/㎡・K
床下から天井までハイスペックな断熱性能を確保しています。

そんな優れた断熱性能も、ただそれだけでは躯体内部結露の危険性と背中合わせ
そこで​気密を高める事が重要になってくるのですが、
高気密住宅は副産物的に『すきま風』も防いでくれるため勘違いをして
内側も外側も密閉して構造体を窒息させるような施工をしている会社も見受けられますが
高気密化の最大にして唯一の目的は​室内で発生する湿気を壁体や小屋裏に逃がさない事です。
BeL D plan'sでは高断熱な壁と天井の内側に
〈ダンシーツ®〉を隙間なく貼り詰めることで優れた気密性能を確保
そして外気側では躯体通気を保つことで、構造体の呼吸を促し過乾燥過湿状態にしない造りで
構造材の腐蝕やカビの原因になる内部結露を防止しています。
造形・意匠
(ぞうけい・いしょう)
​ヨーロッパやアメリカの100年200年経っているおうちを美しいと感じるのは何故でしょう?
それは単なる憧憬ではなく
自然に逆らわない構造とその構造を拠り所とするデザインが存在しているからです。
構造的負荷を考えていないプランや、見た目優先で根拠のない装飾は美しさが続かないもの、
『必要な形や大きさの家があるべき姿で建っている』
私たちはそんなおうちを美しいと感じるのだと思います。
近年多いシンプルモダン系とよばれるおうちは、
常にモデルハウスの様な『生活感のない住まい方をしてこそ保たれる美しさ』ですが、
BeL D plan'sは、そこにご夫婦やご家族の生活を描きながら
『可愛くおしゃれに暮らしを楽しめるおうち』を提案しています。
日々の生活の中で
ダイニングチェアーを引くときや、お子さんがおもちゃを落としちゃったりしても
傷つきを心配しなくていい床材や
熱いフライパンを置いても変色や変形のないタイルカウンターのキッチン等々
​楽しく暮らしていけるように仕上げ素材にも配慮しています。
bottom of page